悲しみが雪のように積もる夜に

君の肩に悲しみが
雪のように積もる夜には


今日は東京もすっかり雪景色。電車の遅延や混雑による駅の入場規制、車の事故などのニュースがたくさんありました。明日は凍結した道路で転倒する方が多いかもしれません。雪国の皆さんからすると何とも情けない話ですが、人と車が常に溢れ、電車は2,3分に1本出る東京にとっては、雪と言うものは繊細な日常を乱す一大事なんです。


家が潰れるほどには降らないので雪下ろしがなどがないだけでも、まだ東京は良いかもしれません。小さい頃に一日に何度も雪かきをして汗だくになっている人を親の故郷の秋田で見た事があって、重労働で毎日あれほどに時間と体力を使わなければいけないのは本当に大変だと感じました。移動も不自由なくできる日常がどれほどありがたい事なのか、それを感じる雪の日です。


そんな夜にふと思い出したのは浜田省吾さんの「悲しみは雪のように」私が高校生の時にドラマ「愛という名のもとに」の主題歌でした。

社会問題を扱い登場人物の名言に溢れたドラマで、今でいうと坂元裕二さんみたいな感じでしょうか。その中でも好きなのが鈴木保奈美さん演じる貴子の母のセリフです。


「もっと素直に悲しい時辛い時はそう言っていいのよ。生まれたばかりの赤ちゃん泣かないとお医者さんが逆さに持ってお尻叩くでしょ?人間は泣かなきゃダメなの。泣いて自分は生きてるって周りに知らせるの。心許せる人の前では泣いていいのよ」


友達や親子、不倫をはじめ様々な男女の関係などいろいろな人間関係の様子を描きながら、人の本当に大切なものは何なのかを考えさせられる内容。惚れた腫れたの恋愛ものとか、トレンディドラマという何だか軽い感じに思われてしまうのですが、本当に素敵なドラマなので当時を知らない若い世代に見てほしいと願うばかりです。


貴子の母がこうも言っていたのを最後に書いておきます。もし迷ったら、悩んだら、ぜひ若い時に一度見てほしい人生の教科書、それが「愛という名のもとに」です。


「(事故に遭って死んだ夫が酔うといつも言っていたんだけれど)人生は小さな箱を開けるようなものだって。それを開けるとその中にはまた箱があるって。開けても開けても中には箱があるだけなんだって。ひょっとしたら結局はその中には何も入ってないのかも知れない。そして諦めて開ける事をやめてしまった者は、もう二度とその中を知る事はないって」

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