小松未歩の魅力溢れる傑作アルバム『謎』

90年代ビーイング後期に数々の楽曲を手がけ、その素晴らしい才能を見せ付けた小松未歩さん。ファーストアルバム『謎』は、既に発売になっているシングルとセルフカバーでほとんど埋められてはいますが、そのセンスの素晴らしさを充分に感じられます。


さて、何故にこのアルバムを急に取り上げたのかと言いますと、1曲目の「Dream'in Love」が、高校ラグビーのテーマソングになっていて、ちょうど今年の大会が明日から始まるので、ふと思い出したわけです。


1曲目からとても華やかでアグレッシブ、そして2曲目の「おとぎ話」は印象的なメロディライン、そして3曲目にヒットしたシングル「謎」を入れてくるという、しっかりとした構成。そして一貫して彼女の詞がとても面白く、独特の感性がこれでもかと伝わってきます。

時が経ち「謎」は今年、ビーイングのアイドルグループでカバーされました。このLa PomPonは来年はZARD「運命のルーレット廻して」をカバーすると言う事なので、今の雰囲気にあったアレンジでより多くの世代に知ってもらえるかなと思います。それは今のビーイングを含め昨今の音楽業界の不況と、過去に多くの名曲が発売されていた事の現れかもしれませんね。


このアルバムの中を見ても、表紙は色鉛筆と言う女性アーティストのファーストアルバムとしてはかなり異色のアートワーク。一番最後に載っている彼女の写真もシングルで使われたもので、何が謎って小松未歩という存在が本当なのかどうかが一番「謎」だというオチ(?)になっています。


彼女のライティングセンスは本当に人を惹きつけるものがあるので、現在ほぼ引退状態の様ですが、何かしらで言葉を紡ぎ続けて欲しいなと思うばかりです。

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