MANISH「声にならないほどに愛しい」

現在開催されているダカールラリー。以前はテレビ朝日で連日深夜に放送していたのでいたのですが、現在はスカパーなどでもダイジェストなどで放送される程度になってしまいました。これほど苛酷な自然と人の限界に挑戦するモータースポーツはないのですが、どうもここ最近は知名度がさらに低くなってしまったような気がします。


そんなダカールラリーがまだ「パリ・ダカールラリー」でテレビ朝日で放送されていた頃に、ビーイングアーティストがそのテーマソングを担当する事がとても多かったです。


川島だりあさん「Don't Look Back」T-BOLAN「離したくはない」宇徳敬子さん「あなたは私のENERGY」など魅力的な曲が揃っています。その間にも月光恵亮さん(ビーイング創業メンバー!)プロデュースの松田樹利亜さん「FOREVER DREAM」などもあって、ほぼビーイングがタイアップを押さえている状態でした。


私の中のパリダカテーマソングNo.1は浜田麻里さん「Nostalgia」なのですが、彼女も昔ビーイング関連だったので、やはりドラマティックな展開にはビーイング楽曲がハマると感じました。

この動画を編集された方、本当に素敵ですね。折に触れて見てしまいます。


さて話が逸れましたが、そんなパリダカ×ビーイングでひとつのポイントとなる曲、それがMANISHの「声にならないほどに愛しい」です。

自前のCDシングルをスキャンしてみました。8cmシングルも懐かしいですね。

1993年に音楽業界をビーイング所属のアーティストがミリオンヒットを連発しチャートを席巻した、いわゆるビーイングブーム。その1993年のスタートを飾るにふさわしい名曲です。


Wikipediaでビーイングブームを調べてみると...

  • 1992年12月28日から1993年7月26日までの31週間のうち27週間にわたって1位を独占
  • 3月29日から7月26日までの18週間 連続して1位を独占
  • 6月21日から7月5日の3週間、1位から5位を独占
  • 6月28日は1位から6位を独占
  • 1993年6月の月間オリコンシングル売り上げランキングにおいて1位から10位までにビーイング系アーティストによる曲が7曲ランクイン

という記述があります。92年にZARDやWANDS、大黒摩季さんといったビーイングブームの主軸がヒットし、その勢いをそのまま乗せていくかのように1993年のスタートを切るに相応しい、清々しく勢いが溢れた曲です。


1993年になってヒットが出てもなかなかメディア露出をしないビーイングアーティストの中で、魅力的なビジュアルを持つMANISHは定期的に音楽番組に出演して、ビーイングを知ってもらう事にかなり貢献していたと思います。この1993年をしっかりと活動したので1994年になってからシングル「もう誰の目も気にしない」で初のトップ10入りとなります。

そして1995年発売、スラムダンクのエンディングテーマとして認知度の高い曲「煌めく瞬間に捕われて/眩しいくらいに…」(両A面シングル)と、良い楽曲がとても多かったのですが、残念ながらいつの間にか消えてしまいました(画像のMANISHサイン入りポップはテレビ朝日の音楽番組「音楽ニュース・HO」というもので当たったものです)


ヒットした「声にならないほどに愛しい」がデビューシングルみたいな印象ですが、実はこの少し前にシングル「恋人と呼べないDistance」が発売されています。

これも自前のです(レンタル落ちで売っていたので即購入しました)


ビーイングブーム前夜の1992年末にも関わらず100位以内にも入らなかったデビュー。このファーストシングルのタイアップがテレビ朝日の「ついておいでよ!男たち」というものですが、どんな番組だったか全く思い出せません(あの蓮舫さんがまだタレント時代に出演していたようです)


これからわずか数週間でセカンドシングル発売となるのですが、聴いていてもこちらの方が力の入り具合が違います。作詞にWANDSの上杉昇さん、作曲にヒットメーカー織田哲郎さん、コーラスには作詞をした上杉さんと大黒摩季さんと盤石な布陣で望みました。イントロはパリダカらしく人の声を入れつつ疾走感に溢れたりと、タイアップ側のイメージを取り入れた戦略がしっかりと生きています。ZARD「揺れる想い」もそうですが、タイアップの番組や商品を生かす曲作りは本当にすごいです。


ビジュアルも楽曲も良かったMANISHは、ビーイング系のアーティストの中でもベスト5に入るほど好きなのですが、本当に今お二人ともどうしているのでしょうか。


年末の紅白歌合戦でアニメソングコーナーがあって、美少女戦士セーラームーンの主題歌「ムーンライト伝説」が流れていました。こちらもビーイングが手がけ、歌っていたDALIにはMANISHの二人も入っていたので、これを書こうと思いついたのかもしれません。


モータースポーツのパリダカテーマソングでヒットし、そして同じくモータースポーツであるル・マンのテーマソング「It's so Natural」がカップリングで入ったのが最後のシングルだったMANISH。声にならないほどに愛しいMANISHにまた会いたいです。


それにしてデビュー曲のタイアップに、DALI時代のセーラームーン、スラムダンク。パリダカにル・マンと、ビーイングとテレビ朝日の繋がりを改めて感じさせますね...

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